取材相手の情報がない時に大切にしている5つのこと

「取材は準備が9割!」ともいわれる中、取材相手の情報がない取材もあります。そんな時は次の5つを大切にしています。

「挨拶」「服装」「姿勢」「(なれなれしくない程度の)笑顔」「メモ」

 

大学案内や求人誌などで学生さんや社員の方を取材する場合、業務委託先の会社から事前に頂く情報が全てになります。

事前情報はアンケート形式で氏名、出身学校、入社年度などの基本情報や、現在のやりがい、これまで工夫したこと、今後の目標などの項目があります。しかし、ほとんどの場合、詳しく書いていただけません。一言二言で書かれていたた良い方で「特になし」や空白のままなことも多いです。

 

「特になし」や空白が多い方の場合は、取材自体に乗り気でないのかもしれないというとも伺えます。

例えば、本人は目立つのが嫌なのに先生や上司から推薦されたので仕方なく受けている場合もあるでしょうし、まだ若くて何を答えていいかわからない状態の方もいらっしゃいます。

 

こういう時は、取材に対して前向きになってもらうことが何より必要になります。

そして、徐々に本音や仕事への想いなどを聞き出していきます。

 

ですから、取材相手の情報がない時は、最初の10分が勝負だと考えています!

 

最初のつかみで相手をリラックスして不安や緊張を解くこと。

私のことを信頼してもらうこと。

 

そのために注意を払うのが先に挙げた5つなのです。

「挨拶」「服装」「姿勢」「(なれなれしくない程度の)笑顔」「メモ」

どれも基本的なことで当たり前のことなのですが、ここに気を配れているかどうかで、取材の質が変わってきます。